こんにちは、アッティです。
「アッティの熱湯とやま人」は、富山のために熱い気持ちを持って頑張る人の本音に迫る番組!
今回のゲストは、株式会社POTETO Media (ポテトメディア) 代表取締役社長の古井 康介 (ふるい こうすけ)さんです。※2022年7月現在
富山出身で、現在東京で「政治をわかりやすく」をテーマに、行政や政治の広報PRをする政治専門の広告会社を経営。サンデージャポンや日曜討論でなどのメディアにも出演されている古井さんに熱く迫っていきます!
この記事は、FMとやま 金曜17:15~17:25放送のラジオ「アッティの熱湯とやま人」の編集前データを、ほぼノーカットでまとめたものです。
放送では流れなかった裏話も含め、お楽しみください。
政治系メディアを始めたキッカケ
仲の良い2人
アッティ
古井康介さん、よろしくお願いします。
古井康介さん
よろしくお願いします。
アッティ
全5回のお付き合いになりますけれども、古井さんのことをどうお呼びすればよろしいですかね?
古井康介さん
そうですね。いつものように「古井ちゃん」でいいかなと。
アッティ
「古井ちゃん」でいきますか。
古井康介さん
古井ちゃんで。
アッティ
古井ちゃん… (笑)
古井康介さん
「古井さん」でいいですよ (笑)
アッティ
「古井さん」にしときますよ (笑) 。言いづらいのが、わかっちゃいました。
古井康介さん
はい。
自己紹介と会社の事業内容
古井康介さんは1995年生まれの27歳で、「Z世代」と呼ばれる世代。東京で「POTETO Media (ポテトメディア)」という政治専門の広告会社を運営し、大臣や国会議員、省庁の広報PRをサポートしています。
政治の発信を若者に分かりやすくするため、動画やホームページ、SNSのプランニングを行い、これまで約150人の政治家を支援。選挙以外の日常的な発信を重要視しています。
アッティ
古井さんは、1995年生まれの現在27歳ということで、巷では「Z世代」と呼ばれる世代でいらっしゃるかと思いますけれども。
事業を東京で立ち上げられてることもありまして、富山の皆さんは、古井さんのこともそうだし、会社のことも知らない方が多いと思います。
まずは、古井さん、そしてまた「ポテトメディア」はどういう会社なのか、そういったことをお聞かせいただきましょうか?
古井康介さん
はい。改めましてアッティさん、こんにちは。
アッティ
こんにちは、よろしくお願いします。
古井康介さん
今日はよろしくお願いいたします。
「POTETO Media (ポテトメディア)」っていう会社をやっておりまして、自分は古井康介と申します。
政治専門の広告会社ということで、例えば、大臣だったりとか、与野党の国会議員さんだったりとか、他の省庁の方々だったりとかの、いわゆる広報PRをお手伝いする仕事なんですね。
皆さんもちょっと感じられたことあるかと思うんですけど、政治の発信って分かりづらいし、なんか難しい。少なくとも「20代から見たら、面白くないなぁ」っていうのが。
アッティ
ありますよね。
古井康介さん
そうなんですよ、多いなと思ってまして。
そういったものを、僕らが当たり前のように使っているスマートフォンなどで分かりやすく見られるように、動画作ったりホームページ作ったり、っていうようなお仕事をしております。
アッティ
なるほど。感覚的にはホームページやSNSは、今ね、たくさんありますけれども、そういうものにおける発信になるんですかね?
古井康介さん
そうですね。SNSのいわゆるプランニングをしたりだったりとか、実際に動画を作ったりとか、ホームページを作ったりっていうことをお手伝いしている会社でして。
本当に今までいろんな政治家さんの、150人ぐらいですかね、お手伝いをさせてもらったり。
アッティ
150人!?
古井康介さん
150人。
アッティ
そんな多くの方々。
古井康介さん
そうなんですよ。
アッティ
これはもう、別に富山ではなく全国の方々?
古井康介さん
はい。たぶん皆さん知ってらっしゃる方もいるかもしれないですけど、POTETOのホームページとかに行けば見れるかなって。
アッティ
過去に、どなたに対して、どういうお手伝いをしたかっていうのは、そこを見に行けばわかる。
古井康介さん
そちらご覧いただければと。
アッティ
なるほど、わかりました。やっぱり選挙のときが主たる仕事になってくるんですか?
古井康介さん
そうですね。ただやっぱり、政治の発信は選挙のときだけじゃないっていうか、むしろ日常的な発信の方が重要で。
本当に選挙のときとかは、できることがとても限られているので、選挙じゃないときに「どれだけ多くの方に、自分の発信を届けられるか」っていうことが重要になってくるんですよ。
なので、僕らは選挙以外の部分の方をメインステージとしてやることが多いですね。
アッティ
なるほど。
ポテトメディアを始めた動機と目的
古井康介さんは、2016年のアメリカ大統領選でトランプとヒラリーの集会に参加し、トランプのショー的な演出に感銘を受けました。
政治をより分かりやすく面白く伝えたいと考え、「POTETO Media (ポテトメディア)」を立ち上げます。当時は21歳の大学生で、帰国後すぐに事業を開始し、2022年現在で6期目です。
アッティ
古井さんは、なぜこの仕事をやり始めようとされたんですか?
古井康介さん
そうですね、さかのぼること2016年なんですけど。2016年の秋に、トランプ前大統領が当選するアメリカの大統領選挙があったんですよ。
アッティ
はいはいはい。
古井康介さん
あのときに僕は現地に行って、トランプさんとヒラリーさんの集会に参加してきたんですね。
アッティ
そうなんですか!? すごいですね。
古井康介さん
ニューヨークと、ピッツバーグに行って。
アッティ
2ヶ所に行って、へえー!!
古井康介さん
2ヶ所に行って。もうすごくて! 飛行場とかでやるんですけど、飛行機でやってきて。
アッティ
トランプさんが?
古井康介さん
トランプさんが!
飛行機でやってきて、壁が開いて音楽とともにミラーボールが回って出てくる、みたいな。
アッティ
ショータイムですね。
古井康介さん
ショータイムなんですよ。もちろんYouTubeとかでも動画もすごくいっぱいあって。
なんだろうな、僕らの側というか、集まる人たちに寄せた演出というか。集まる人たちが見やすかったりとか、聞きやすかったりとかする、そんな演出がすごいいっぱいあったんですよ。
アッティ
なるほど。
古井康介さん
一方で、そのとき僕がやっぱり政治の発信に対して思っていたことは、「僕らが見たい形ではなかなか発信してくれないな」と。
例えばネットでね、やってくれないとか。
アッティ
うん。
古井康介さん
例えば、何か文字が多いなとか、分かりづらい難しい言葉が多いなっていうのを思っていたので、「ここを分かりやすく、もっと面白い形でやったらいいんじゃないか」って。
アメリカに行って感銘を受けて作ったのが、この「POTETO Media (ポテトメディア)」の事業になります。
アッティ
なるほど。スタートがそこだったんですね。
古井康介さん
そうなんですよ。最近は政治家さんでもSNSをやる人が増えてきたんですけど、それでも今って、全国で地方議員さんも含めると、ツイッターをやってる議員さんって15%しかいないんですよ。
アッティ
そんなに少ないんですか!?
古井康介さん
そうなんですよ。
古井康介さん
85%の人たちは、いわゆるネットにいないわけですよね。
アッティ
はいはい。
古井康介さん
それってネットしか見ない人にとっては、もういないのと一緒になっちゃうんですよ。
アッティ
そうですよね。
古井康介さん
だから僕らがいるところに来て発信をいただくことで、20代の人たちに向けて、より政治が身近になっていったらいいなと思いますし。
アッティ
うん。
古井康介さん
僕らがいざ選ぶときに、選ぶための素材がもっと世の中にたくさんあるといいな、ってことを思いながら事業やってます。
アッティ
なるほど。2016年でしたよね、トランプさんのを見に行かれたっていうのは。
その6年前となると、まだ学生だったときですかね?
古井康介さん
そうです、僕が21歳のときで、大学3年生のときです。
アッティ
大学生のときに、この事業を立ち上げられたんですよね?
古井康介さん
そうですね。大学3年生のときにトランプさんを見に行って、そこから帰ってきてすぐ立ち上げて、1年経ってから学生団体を法人化して、今6期目になるというような、そんな感じです。
アッティ
なるほど。わかりました。ありがとうございます。
今回はこのポテトメディアという事業と、古井さん自身の経歴についてお話を聞かさせていただきました。
次回2回目は、このポテトメディアの事業について、より深掘りしていきたいなと思いますので、よろしくお願いします。
ポテトメディアの事業内容
ポテトメディアの事業内容
アッティ
今日は2回目ということで、POTETO Media (ポテトメディア) の事業内容をより深掘りして、お聞かせいただきたいなと思います。
富山にもなかなかない会社ですし、全国にもなかなかないということもありますので、簡単に説明できない部分があるかと思いますけれども、具体的にどういう事業をされてるのか、もう一回お聞かせいただけますか?
古井康介さん
僕たちポテトメディアっていう会社なんですが、政治家や行政などの広報をサポートする会社をやっております。
例えば、政治家さんたちに対しては、SNSとか動画とかホームページとかで、我々デジタルを使ってる世代の皆さんに向けた発信をお手伝いをしたりなどです。
具体的にいえば、SNSを運用するためのツールを作ったり、ホームページを作ったり、動画を作ったりっていうことをやってます。
行政の情報の分かりにくさ
古井康介さんは、行政サイトの分かりづらさを改善する事業を行っています。
自身が奨学金制度を利用できた経験から、重要な行政情報が必要な人に届くことが大切だと実感。日本の行政手続きは5万8000件ありますが、利用率は1.5%。多くが知られていない現状があります。
古井康介さん
行政の方々に対しての事業も、ちょっとお話したいんですけど。
皆さんも行政のサイトを見に行ったときに、「分かりづらい」って思うことありますよね?
アッティ
分かりづらいですよね。見るのも嫌になるとき、たまにありますよね。
古井康介さん
そうなんですよ。
アッティ
うん。
古井康介さん
行政情報って政治の中でもすごい重要な情報だと思っていて。自分自身も奨学金を使って、制度を使って、大学に行けたっていうのがあったので。
それも僕、掃除をしてるときに偶然、黒板に貼ってある奨学金の紙を見つけたから。
アッティ
たまたまだったんですね。
古井康介さん
そうなんですよ。
アッティ
それがなかったら、もしかしたらね…ということですよね。
古井康介さん
「ここには、たぶんいないんじゃないかな」っていうのがあって。
アッティ
なるほど。
古井康介さん
そうなんですよ。奨学金とかももちろんそうですし、いろんな政治の制度が、必要な人のところに届いてほしいと思ってますし、そのために皆さんから集めた税金が使われてると僕は思ってるのですが、その情報がなかなか分かりづらいっていう。
アッティ
そうですよね。例えば企業とかやってると、それこそ補助金とか助成金とか、たくさんあるじゃないですかね。
でも、どういうものがあるかなんてのは、ほとんど分からないですよね。
古井康介さん
そうなんですよ。日本にそういった行政手続きって、5万8000件あるんです。
アッティ
そんなにあるんですね。
古井康介さん
そんなにあるんですよ。
でもこれ、平常的に使われてるのが、令和元年の総務省の調査だと1.5%っていわれてて。 「あと、どこいった!?」っていう。
アッティ
それは、分からないからなんでしょうね。
古井康介さん
そうなんですよ。これ厚労省の調査でもちゃんとあって、母子家庭向けの制度があるんですが、使ってる人が6%で。
アッティ
えっ!?
古井康介さん
6%なんですよ。
「知ってたら使いたかった」っていうのが26%。つまり、20%ギャップがあるんですよね。
アッティ
なるほどなるほど。
行政の情報を分かりやすく
古井康介さんは、行政の発信を分かりやすくするためにグラフィックを活用し、コロナ支援策の紹介などで反響を大きく改善しました。
政治家の有益な情報と、人が見たい情報を組み合わせることが重要です。
古井康介さん
だから「知らないっていうだけで使えない」って、もったいないことだと思うので、こういった行政の発信を分かりやすくするということも、お手伝いしてまして。
具体的にいえば、例えばグラフィックを作って、グラフィカルサマリーとか。要は画でまとめた物を作って、ホームページに載っけたりとか、ツイッターで使っていただいたりとかっていうことをやることで、ぱっと見て、どういう制度かというのが分かる。
そういったお手伝いとかをしてまして、何かそういったのをいろんな行政に入れていただきながら、少しでも発信が分かりやすくなっていくようにっていうことをやっていたりします。
アッティ
なるほど。これは本当に素晴らしい活動だなと思うんですが、具体的に行政の発信として仕組みを作ってらっしゃるとか、何かそういうのってあるんですか?
古井康介さん
去年 (2021年)かな? コロナで生活困窮になった方々に向けたいろんな支援策があったんですけど、「ちょっと予算が余ってるんだよね。だから、もうちょっと多くの人に届けて使っていただきたい」っていう相談があって、そのグラフィックとかを作ったんですよ。
グラフィックにすると届き方が全然違っていて、今まで30とか40とかしか「いいね!」のリアクションがなかったのに対して、1000とかつくんですよ。
アッティ
全然違いますね。
古井康介さん
全然違うんですよ。だからいろんな自治体で、そういうグラフィックのサマリーをやってるんですが、やっぱり圧倒的に反応が違ってくるので、届き方が違うなっていうのは僕らも思いますね。
アッティ
なるほど。これ政治行政に限らず、発信の仕方の考え方の問題だと思うんですよね。
例えば、行政はどこか分かりませんけど、発信が下手だと。
古井康介さん
うん。
アッティ
それはたぶん自分たちがやってること、考えてることだけを載せる。要は「見てもらう人のことを考えてない」っていう姿勢の問題だけだと思いますね。
例えば企業のホームページとか、企業の発信もみんな、そういうとこは近いと思うんですよね。
発信するプロとしてどう思われますかね?
古井康介さん
そうですね、人が見たいものと、自分が見せたいものをうまく混ぜ込まないと伝わらないと僕は思っていて。
例えば、政治家が一生懸命作った予算とか、作った仕組みって、誰かのためになるわけじゃないですか?
アッティ
うん。
古井康介さん
だから、ご自身のいわゆる仕事ぶりを報告することって、誰かにとってすごい有益な情報発信になるはずなんですよ。それは、みんな見たいものですよね。
でも一方で、その人が何かどこに行ったとか、何食べたとか、そういった情報は結構「どうでもいい」って思われると思うんですよ。
なので、自分が見せたいものと、人が見たいものをちゃんと混ぜて発信していかないと、そのアカウントは伸びにくいです。
政治はピーマンのようなもの
古井康介さんは、政治をピーマンに例え、子どもにピーマンを工夫して食べさせるように、政治も分かりやすく伝えるために工夫する必要があると考えています。
古井康介さん
僕よく政治をピーマンに例えることが多いんですけど。
アッティ
ほうほう。
古井康介さん
ピーマンって、ちっちゃい子は嫌いで、大人になるとだんだんね。
アッティ
食べられるようになりますよね。
古井康介さん
成長とともに、だんだん味が分かってくるじゃないですか?
それを親御さんが子どもに食べさせようとしたときに、「ピーマンを食べなさい」と1時間説教したところで、食べますか?と。子どもは食べないですよね。
アッティ
食べないですよね。
古井康介さん
ピーマンを細かく刻んでハンバーグに入れ込んで食べさせるとか、甘いジュースにして飲ませるとか。
要は、みんなが食べたいものと食べたくないものを混ぜて、ピーマンを子どもに食べさせるじゃないですか? その工夫を、僕は政治でもやるべきだなと。
アッティ
なるほど、分かりやすいです。おっしゃるとおりですね。
人が見たいものだけを入れるわけでもないし、自分が見せたいものだけを入れるわけでもない。
古井康介さん
そうなんですよ。
アッティ
おっしゃるとおりだなと思いますね。なるほど。勉強になります。
これから選挙もたくさんあると思いますけれども、選挙の中でも「日本を良くしてる」「富山をよくしてる」ということ自体を、我々が本当に具体的に分かるようになると、より選挙に交じりたくなるし、自分の1票の大事さをより感じられるようになるなっていう気がしますね。
素晴らしい活動だなと思いました。
古井康介さん
ありがとうございます。
アッティ
それでは、今回は以上とさせていただきたいなと思います。
次回3回目につきましては、古井さんは若者Z世代の代表でもございますし、スタートアップ起業家の1人でもありますので、そういったお話をいただきたいなと思っております。
スタートアップについて
スタートアップの環境について
古井康介さんは21歳で「POTETO Media (ポテトメディア)」を学生団体として立ち上げ、22歳で会社にしました。
現在27歳で、スタートアップの環境について「温室化」を感じており、支援だけでなく厳しい現実も経験することが重要だと考えています。
また、起業にはバイタリティと責任感が必要で、小さなビジネスから気軽に始めることも大切です。
アッティ
今回は3回目ということになりますけれども、古井さん自身は今現在27歳ですかね?
古井康介さん
そうですね、27です。
アッティ
この「POTETO Media (ポテトメディア)」という事業を立ち上げたのは何歳のとき?
古井康介さん
21歳のときに学生団体で、会社にしたのは22歳のときです。
アッティ
そうすると、学校に通いながら事業を立ち上げたということで。
特に最近、大学ベンチャーってのも世の中にはたくさん出てきているような気がしますし、国の方も含めて、スタートアップの立ち上げであるとか、そういったものに対しての支援が相当動いてると思うんですね。
富山県も実際、そういうスタートアップに対して力を入れ始めてるってとこもあったりするんですけれども、今日はそういった話を聞かせていただきたいなと思ってます。
古井康介さん
はい。
アッティ
今27歳っていうと、事業を立ち上げてから結構時間が経っていますので、スタートアップの先駆けに近いような形だと思うのですが、今、世の中で動いてるスタートアップの環境については、まずどう思いますか?
古井康介さん
そうですね、何かいろんな意見があるなと思うんですけど、僕としては「若干温室化してるな」って。
アッティ
温室化?
古井康介さん
例えば、僕は大学のときに起業はしたんですけど、別に大学発ベンチャーとかでは別にないわけですよ。
アッティ
そっかそっか、その大学が作ったわけじゃないですもんね。
古井康介さん
そうなんですよ。
アッティ
確かに。
古井康介さん
僕は慶応大学に行ってたんですけど、東京のいろんな別の大学、早稲田だったり、東大だったり、いろんな大学の方々と一緒に作ってやってるんです。
なんていうんですかね、もちろん事業を応援してくださる大人の存在がすごい大事なんですけど、「応援してもらえるところと、突き放されるところが、なんかほどよくミックスされてたな」って。
アッティ
なるほど、応援ばかりじゃないよと。
古井康介さん
そうなんですよ、応援ばかりではなくて。
アッティ
叱咤(しった) も、もう相当されてると。
古井康介さん
そうですね、そういうのがあって。
やっぱり会社を経営していくとか作っていくってすごい大変だなと思って。
「こんなに大変なのか」っていうのは、これをやって初めて思うことが結構あるんですけど。例えば、給料を払い続けるとか。
アッティ
そうね。
古井康介さん
しっかりルールを守って正社員を登用していくとか、「思ったより難しいな」と最初思ったわけですよ僕。
アッティ
なるほどなるほど。
古井康介さん
でもその中でもどんなに苦しかろうが、自分が雇った、仲間になってくださった社員のために、ためにというか、社員に責任を持って、その事業を成功させていくんだとか、今月の資金繰りをどうするんだっていう、何かその、何だろう、バイタリティみたいなものがないと。
アッティ
うん。
古井康介さん
だからそういうことも含めて、会社を大きくしていくってときに、何だろう、「自由研究の応援のノリで起業するのは怖いな」って思うところがあるんですよね。
もちろん最初、例えば個人事業主としてチャレンジをしていくだったりとか、ある程度独立した2人とか3人とかで一緒に何かをやっていくっていうときに、そんなに重いハードルを持ってスタートする必要はないと思いますし、むしろ気軽に小さなビジネスから始めてみるっていうことはすごく大事だと思うんですけど。
起業していく、スタートアップになって成長していくっていうことを考えると、何かそこのポイントってあるんじゃないかなと思ったりします。
富山のスタートアップについて
古井康介さんは、富山の起業家たちを尊敬し、東京で得たネットワークを活用して彼らを支援したいと考えています。
高校時代の経験から、富山の財界人の支援が重要であり、若者が成功するには先輩世代のサポートが必要だと感じています。
アッティ
古井さんは東京で立ち上げをされてるわけなんですけれども、富山のスタートアップの方々と会われることってあるんですか?
古井康介さん
そうですね、たまに。この前出会って、ちょっとお話させていただくこともあったんですけども、やっぱり富山でやっていくのって、僕はすごいなってすごく思っていて。
人口が少なく起業人口もその分少なく、周りにあんまり事例がない中で、今先陣を切って起業されてる方々が富山の起業家の方々なのかなと僕は思っていて、そういう意味では本当にすごいなと思って。
アッティ
富山のスタートアップをこれからされていく方々に対して、何かアドバイスってありますか?
古井康介さん
アドバイス!? そんなおこがましいことはあれですけど、僕は逆に大学から東京に行って、いろんなネットワークをいただいて、お仕事をさせていただいたりしているので。
何か逆に、僕が東京のネットワークとかでお手伝いできることがあれば、それをお手伝いさせていただきたいなと思います。
そして僕、昔からやっぱり富山の財界の人たちって結構いけてる人が多いと思っていて。
アッティ
ほう、そうですか?
古井康介さん
若干話がそれるんですけど、高校生のときの文化祭でバンドをやりたかったんですよ。
アッティ
ほうほう。
古井康介さん
軽音楽部がうちの大学、あ、高校か、なかったので、僕生徒会長だったんですけど、先生が反対してうまく進まないわけですよ。
アッティ
うん。
古井康介さん
ただ体育館だけは借りられたんですね、会場だけは。
会場を借りられたから、あとはアンプなどの機材などが要るなってなったときに、ライオンズクラブとかね。
アッティ
はいはい。
古井康介さん
お世話になった先輩にちょっと相談してみたら「貸してあげるよ」みたいな。
今度はステージを組みたいってなったときに、ステージもないわけですから、どうしようって言ったら「じゃあ、うちの学校のこの教壇。黒板の前にある教壇、あれいっぱい持ってっていいよ」って。
アッティ
へえー。
古井康介さん
でもどうやって安全に積み上げようかってなったら、建築家の方が「おー、じゃあ、俺がそれ組んでやるよ」みたいな。「こうやってテープ貼ったら安全だから」みたいな。
アッティ
なるほど。
古井康介さん
本当に大人の方々に助けていただいて、会場を作ってライブをやったってのがあるんですよ。
アッティ
うん。
古井康介さん
そのときから、富山の人、何ていうんですかね、「財界の人たちって、すごい良いおじさんたちがいっぱいいるな」っていう。
アッティ
すごい。
古井康介さん
そうなんですよ。だからそういう大人の方々にうまく繋がると、たぶん事業も大きく伸びていくんじゃないかなと思います。
Z世代が活躍できるのって、Z世代にスポットライトを当ててくれる40〜50代の方々がいるから、たぶんね、前に出させていただけるわけなんで。
うまくそういう人を見つけられると、より事業はドライブするんじゃないかなって思ったりしますね。
アッティ
最終的には投資の面も含めてですけど、中小中堅企業は上場してないところも含めて、そことの連携をしていくってのが一番大事かもしれませんし、今もしかしたら富山に足りないのはそこなのかな、っていう気はちょっとしますね。
古井康介さん
そうですね。
アッティ
3回目の今回は、古井さんのスタートアップについてお話をいただきました。
次回は、古井さんが考える若者と政治について、お聞かせいただきたいなと思います。
若者と政治の関係性
18歳選挙権の投票率
18歳選挙権が実施された年、18歳の投票率がかなり上昇しました。
19歳は高くなく、20歳以上はいつもどおり。この投票結果が次の面白い現象に繋がりました。
アッティ
今日は4回目、古井さん自身は今27歳ということで、事業も学生のときに立ち上げをして、それも学生の仲間たちと一緒に立ち上げをしたということであるんですけれども。
若者世代というか、Z世代と呼ばれる人たちにしてみると、例えば「投票に行く or 行かない」とか、「若者から見た政治ってどうなのか」とかについて、お話をいただきたいなと思うんですが、まずどう思われますかね?
古井康介さん
そうですね。やっぱり僕らの世代が政治に関心がないと、「若者は政治に関心がない」って。
アッティ
よく言われますよね。
古井康介さん
よく言われる話だと思うんですけど、いくつかの論点があると思っていて。
まず18歳選挙権というのは、今年 (2022年) から始まったと思います。僕が20歳のときだから7年前。
そもそも若者と政治っていうものが制度としてクローズアップされる原因は、結構最近出てきてるって。
アッティ
確かにね。うん。
古井康介さん
それが一つ、こういった話が出てくる要因になるなと思っていまして。
アッティ
学校の授業とかでもね、そういうことをよくやるようになってまいりましたもんね。
古井康介さん
そうなんですよ。なのでやっぱりそもそも若者が政治に参加するということを、いわゆる国の制度とか、社会が求めていっているっていうのが一つあると思うんですね。
この観点でいったときに、僕が面白いなと思うのが、最初に18歳選挙権が施行された年。そのときに面白い現象が起こりまして、18歳の投票率がめっちゃ上がったんですね。
アッティ
なるほど。
古井康介さん
めっちゃ上がったというか、高かったんですよ割と。
でも19歳の投票率はそんなに高くなく、20代とかからはいつもどおり。
アッティ
いつもどおりの。
古井康介さん
いつもどおりの感じだったんですね。
アッティ
18歳だけ高かった?
古井康介さん
18歳だけ高かったんですよ。これ、いろいろ言われてるんですが、皆さん高校生だったりするから、親御さんと一緒に投票に行かれるとか。
アッティ
なるほどなるほど。
古井康介さん
19歳になると、大学生はみんなもうちゃんちゃらめちゃくちゃな生活してるから行かないとか、いろいろ。
アッティ
なるほど、いろいろあるんですね。
古井康介さん
いろいろあるんですよ。
若者の政治参加で起こったこと
18歳の高い投票率により、給付型奨学金が実現しました。
投票は若者に必要な政策を推進する力となるので、これからの社会を作る若者自身が、自分たちの未来を決定するために、投票する意義は想像以上に大きいと考えています。
古井康介さん
18歳の投票率が高かったので、その秋の国会だったと思うんですけど、給付型奨学金が。
アッティ
うん。
古井康介さん
ついに実現したんですね。
アッティ
うんうん。
古井康介さん
給付型奨学金って、要は返さなくていい奨学金をもらうことができる制度なんですけど、これって誰が恩恵を受けるかっていうと、18歳なんですよ。
アッティ
そうですよね。
古井康介さん
はい。これから大学に行く18歳。しかもその制度、最初の設計が「高校3年生と、大学1年生がもらえます」ってなったんです。
アッティ
おー。
古井康介さん
つまり、18歳。
アッティ
まさにビンゴですね。
古井康介さん
そうです。この人が大学生になったときに始まれば、19歳でもらえるんですよ。
アッティ
それは投票行きたくなりますよね。
古井康介さん
そうなんですよ。だからよく言われるのが、投票に行く人たちが、いわゆる政治家が見ている人たちで。
10代が投票に行くっていう行為そのもの、20代が投票に行くっていう行為そのものが、10代や20代に必要な政策を進める推進力になるんだっていう。
アッティ
なるほど。
古井康介さん
そういったことを僕は思ってまして。
いたずらに投票率を上げることだけが僕は正義だとは思わないんですけど、でもやっぱりこれから一番日本で長く生きていくのは、若者じゃないですか。そりゃそうですよね。
アッティ
うん。
古井康介さん
僕らがこれから生きていくときに、「今の社会保障年金は、このままでいいのかな?」といろいろ議論あると思うんですよ。
じゃあコロナでいろんなお金たくさん使いましたけど、国債は60年かけて返すと。ん?60年?
アッティ
60年ね、まさに自分たちの世代ですよね。
古井康介さん
そうなんですよ。ってなったときに、じゃあ「自分たちはどんな国で生きていきたいか?」とか、「自分がまずどうやって生きていきたいか?」っていう話がベースであった上で、「自分がどんな国で生きていきたいか?」っていうこともあると思うので、そのときにめちゃくちゃ税金取られて。
アッティ
うん。
古井康介さん
でも「全然何もないよっていう国で生きたいですか?」とか、別に税金が取られるだけとか、税金を納めるだけじゃなくて、じゃあ「子育てがどれぐらいしやすければいいか?」とか、「どれぐらい自分の努力でやっていく国にするか?」とか、そういったことを決めるのが、やっぱり政治だと思うんですよね。
僕らが一番長く生きるからこそ、「自分がまずどう生きていきたいか?」っていうことを考えて、その上で「どんな環境がいいか?」って考えて、政治に参加していけるといいんじゃないかなって思いますよね。
アッティ
そうですよね。どうしても、例えば高齢者であったりとか、自分の世代じゃないことの話ばっかりになっていくと、そこに対する投票意欲はそんなに高くはならないですけど、自分が直面することに対してってのは当然意識が高くなりますよね。
そこに対して「投票しよう」って意志を持つのは、その誰もがね、一緒の話だと思いますんでね。
古井康介さん
そうなんですよ。やっぱりライフステージが進むと投票率が上がるっていう現象があって。
アッティ
なるほど。
古井康介さん
20代よりも30代。30代よりも40代。
みなさん家族ができて、お子さんができてってなると、だんだん政治に興味を持たざるを得なくなるっていうところがあると。
アッティ
そうですね。
「政治部」という部活動
古井康介さんは、若者向けの政治参画を促進するため、代表を務めるポテトメディアで「政治部」を設立。10代20代が参加でき、LINEグループでの議論や、若者が選んだ政治家へのインタビューなどを行なっています。
直接政治家と対話する機会を提供することで、若者が政治への関心を深める場となりました。
アッティ
古井さん自身は、若者に向けた、例えば政治参画であったりとか選挙に向けた活動であったりとか、そういったことに対してのPRというか広告ってのは、よくやられるんですか?
古井康介さん
そうですね。若い人たちに向けてターゲットを切ったものとしては、僕らのポテトメディアの中で「政治部」っていう部活動を作ってるんですよ。
これ、20代10代は誰でも入れるんですけど、何してるかっていうと、LINEのグループとかに入っていただいて、毎週一応いろんなテーマでオンラインで話をするっていうイベントがまずあると。
アッティ
なるほど。
古井康介さん
それ以外にもインタビューしたい政治家さんを皆さんが選んできて、その政治家さんに自分たちで作った質問を自分たちでインタビューしたり。
アッティ
実際にインタビューするんですか?
古井康介さん
そうなんですよ。とにかく本当に、みんなが聞きたいと思った人にインタビューしに行くということで、やっぱ声は大事だと思って。
アッティ
いいですね。
古井康介さん
せっかく政治に興味を持ったときに、本物に会いに行けるパイプがないんですよ、みんな。それはないですよね。
アッティ
ないですよね、普通はね。
古井康介さん
でも興味を持ったときに会えば、そこでいろんなビジョンも聞けるし、もちろん苦悩も聞けるし、人となりもね、見たりもできますし。
そういった興味を持った人が、ちゃんとその興味を、何だろう、成就させられる場所が日本にないと。
アッティ
そうですね。
古井康介さん
「若者に興味持ってください」って言って興味持ったのに、行き着く先は何もないってもったいないと思って。
それで、この「政治部」ってのをやってるんですが。
アッティ
そうすると、見方が全く違うでしょうね。
古井康介さん
そう思いますね。
アッティ
今回は4回目ということで、若者の代表として、実際若者の政治参画がどれだけされてるのかということを含めて、考えをお聞かせをいただきました。
次回は、ふるさと富山のことや、古井さんのお気に入りのお店や曲、これからの目標についてお聞かせいただきたいなと思います。
富山への想い&オススメ店&リクエスト曲
ふるさと富山について
古井康介さんは、東京で事業を展開していますが、富山への愛着と恩返しの気持ちを強く持っています。
現在、富山にも支店を設け、政治を分かりやすくする取り組みを富山の人々のために行いたいと考えています。
アッティ
全5回ということで、今回が最終回ということになりますけれども、よろしくお願いしたいと思います。
古井康介さん
よろしくお願いします。
アッティ
古井さんはね、富山出身で、そして大学から東京に行かれたんですよね?
古井康介さん
そうですね。
アッティ
そこから大学時代に起業して、東京で事業をされてりますけれども、東京にずっといらっしゃって、ふるさと富山についてどう思われてますかね?
古井康介さん
そうですね。「自分のふるさとだな」って思うのはすごいあって。
何だろう、別に富山をずっと意識して生きてるわけではなくても、「富山愛」みたいなものは何か逆に、「外に行くことで意識することはすごく増えたな」って思いますね。
アッティ
全国区を対象に事業をされてますけど、「富山に何か恩返ししたい」みたいな気持ちってあるものですか?
古井康介さん
めちゃくちゃありますね!
もちろん東京を拠点にやってますけど、今、富山にも支店という形で一応場所は持っていて。
アッティ
そうなんですか!?
古井康介さん
そうなんです。総曲輪の方にあるんですけど、少しでも政治を分かりやすくするだったりとか、必要な人に必要な情報を届けたりするっていうことをまず誰にやりたいって言われたら、富山の人たちでやりたいなって思うわけですよね。
アッティ
うん。
古井康介さん
自分の両親もそうですし、友達とか。やっぱ顔が浮かぶのは富山の人なので。
やれるならやっぱり富山でやりたいし、東京に行かせてもらって、いろんな知識とか得たものを、自分の大事な人がたくさんいる富山で活かせたらいいな、っていうのはすごく僕思ってるので。
富山県内で大好きな飲食店
アンバーハウスシック
住所:富山県富山市桜町2丁目6-20
アッティ
毎回ゲストの方にお聞きしてるんですけれども、富山でお気に入りとかね、美味しいと思うような、そんな飲食店っていうのはなんかあるものですか?
古井康介さん
そうですね。飲食でね、やっぱ思い出すのが、うちの父が県庁の近くでバーをやってまして。
アッティ
そうなんですか!?
古井康介さん
そうなんですよ。「アンバーハウスシック」っていう。
ちっちゃい頃によく親父のお店に行ってね、おしぼりを勝手にいろいろ手伝いとかしてたんですけど。
アッティ
はい。
古井康介さん
そこに乙武さんと一緒に行くことがあって。そのときは、もう初めてお酒を親父の店で飲ませてもらって。
アッティ
初めて!? あー、いいですね。お父さんも喜ばれたんじゃないですかね?
古井康介さん
そうですね。そのときに呑んだお酒は、今も好きなお酒になってますし、それまで親父と呑んだことなかったんですよ。お店で呑むまで。
アッティ
そうかそうか。なるほど。
古井康介さん
初めて出てきたお酒で、どんな酒が好きかたぶん知らないはずなのに、スッとそれが出てくる。すごい思い出しました、今。
アッティ
いい話ですね。
リクエスト曲
アッティ
それとですね、もう一つ第5回目には、ゲストの方からリクエスト曲をね、好きな曲をお聞きしてるんですけれども、何かございますでしょうか?
古井康介さん
そうですね。僕、中島みゆきさんの「ファイト」がリクエストしたいなと思ってまして。
小学校のとき初めて聞いた曲なんですけど、あのときは「何がいいんかなぁ」と思って、車の中で流れてるのを聞きながら、最初そう思ってたんですけど。
いろんなチャレンジというか、いろんな挑戦をさせてもらう中で、やっぱりいろいろ苦しいなと思うときもあったし、なんか簡単にいかないこともやっぱりあるわけじゃないですか。そういったときに、「それでも頑張っていこう」って思わせてくれる曲だな、っていうので。
アッティ
なるほど。
古井康介さん
すごい好きになりました。
これからの夢や目標について
古井康介さんが目指すのは、政治のデジタル化 (DX) を推進し、必要な情報を適切に届け、政策をデータに基づいて作成すること。
政治が市民の支援や問題解決に役立つ存在になることを期待し、DXを通じて政治の可能性を広げたいと考えています。
アッティ
それでは最後になりますけれども、古井さんのこれからの夢、目標、そういったものがあればお聞かせいただけますか?
古井康介さん
そうですね。目指したいなと思うのは、政治のDXを、デジタル化をもっと推進していきたいなと思ってるんですね。
アッティ
なるほど。
古井康介さん
政治ってデジタル化が進んでいない分野としてよく言われていて。
今、デジタル庁もできて、いろんな取り組みが進んでますけど、必要な人のところに必要な制度情報が届いていく。
アッティ
そうですね。
古井康介さん
それを踏まえて、「今、皆さんが何に困ってるか?」っていうのをちゃんと吸い上げて、それでまた政策を作っていくっていう、いわゆる政治のマーケティングといいますかね、政治の情報がちゃんと流通していくっていうことが重要だと思うんですよ。
アッティ
なるほど。
古井康介さん
何となくの感覚で、意思決定をするんじゃなくて。
みんなが言葉にできていない悩みだったりとか、困りごとみたいなことだったりとか、必要なものとかをデータで吸い上げることって今、民間で当たり前にやってるじゃないですか?
アッティ
やってますやってます。
古井康介さん
そういったことを通じて、政策を作っていくってこと。そうやってできたものが、ちゃんとデジタルの力を使って、必要な人に届いていくっていう。
そういうデジタル化が進んでいくと、もっと政治の持ってる可能性を広げられるんじゃないかなって思うんですよね。
だから、誰かの可能性を広げるために「政治」っていうものがもっと進化すればいいなと思うし、1人じゃ超えられない壁を超えさせてくれたりとか、頑張りたいときに背中を押してくれたりする存在としてとか、もっと政治が僕らのものになっていけばいいなって思うので、そういった一つの手段として政治のDXをこれからも進めていきたいなと思います。
アッティ
そうですね。「政治」ってのは国民のためのものですからね。
やはりその流れを作るためには、今おっしゃられたような政治であるとか行政のDX化、そういったものが進んでいくってのは非常にいいことだと思います。
ぜひともね、古井さんは27歳、まだまだ時間たっぷりありますんでね。
古井康介さん
頑張りますね。
アッティ
実力を発揮していただきたいなと思っております。
今月のゲストは株式会社POTETO Media代表取締役社長の古井康介さんでした。古井さん1ヶ月間ありがとうございました。
古井康介さん
ありがとうございました。
アッティ
この番組のこれまでの放送は、ポッドキャストで聞くことができます。FMとやまのホームページにアクセスをしてみてください。
お風呂の中でのぼせてまいりましたので、そろそろあがらせていただきます。アッティでした。